発行日 : 2011年07月22日

“ゲリラ雷雨”による死亡者ゼロ、事前補足率90%以上を目指して

『ゲリラ雷雨防衛隊』がバージョンアップして始動

~ 4年目を迎えた今年は『WITHレーダー』のデータを公開し、雨雲の監視体制を強化 ~

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、7月22日(金)、社会生活に大きな被害をもたらすことで知られる“ゲリラ雷雨”を監視し、被害軽減に努める『ゲリラ雷雨防衛隊』の隊員を今年も全国から募集します。『ゲリラ雷雨防衛隊』は、既存の気象観測機では捉える事ができなく、予測不可能と言われている“ゲリラ雷雨”を人の“目”で監視し、いち早くその危険性を共有し周知する取り組みです。今年は、昨年よりも全国的に3割以上の“ゲリラ雷雨”の発生増加が見込まれている他、東日本大震災の影響により地盤沈下が大きいエリアでは、例年よりも浸水や冠水が起こりやすく、これまで以上に注意を払う必要があります。4年目を迎える『ゲリラ雷雨防衛隊』は、局地的かつ突発的に発生、発達する雨雲をこれまで以上に早期に発見し、その監視体制をより強化するため、“ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発された高頻度気象レーダー『WITHレーダー』のデータを今年から公開し、バージョンアップして臨みます。また、『ゲリラ雷雨防衛隊』への参加が多いほど、雨雲の監視体制は厚くなり、“ゲリラ雷雨”の前兆となる雨雲の早期発見に繋がります。今年は、“ゲリラ雷雨”による死亡者ゼロ、事前補足率90%以上”を目指し、昨年の参加人数3万1千人を越える隊員の参加を募り、取り組んでいきます。

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『WITHレーダー』を駆使した新たな取り組みに挑む『ゲリラ雷雨防衛隊』

今年の『ゲリラ雷雨防衛隊』は、2008年から運用してきた『WITHレーダー』のデータを隊員に公開し、『ゲリラ雷雨防衛隊』の本部があるウェザーニューズと共に運用を試みる、新たな取り組みを開始します。『WITHレーダー』は、気象技術において世界最先端のアメリカの技術を応用し、“ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発されたドップラーレーダーです。従来のレーダーは、上空2㎞の雨雲しか捉える事ができなかったため、急速に発達する“ゲリラ雷雨”の場合、レーダーで捉えた時には、すでに“ゲリラ雷雨”が発生していることがほとんどで、事前にその危険性を伝える事が困難でした。そこで、『WITHレーダー』は、上空2km以下の対流圏下層上空の雨雲を捉える事ができるよう開発し、さらに、観測を徹底するため、現象を6秒毎(従来の観測機は5分毎)、半径50㎞の範囲を超高頻度観測し、雨雲の“移動速度”、“移動方向”、“雨の強さ”を徹底的に観測します。『WITHレーダー』は、レーダー数では日本最大規模の全国約70台で運用され、各地の雨雲の監視することができています。『ゲリラ雷雨防衛隊』の隊員は、今年からGPS機能を利用して登録をした地点が含まれるエリアの(北海道、東北、関東、中部、近畿、四国中国、九州沖縄の全国7エリア)の(北海道、東北、関東、中部、近畿、四国中国、九州沖縄の全国7エリア)『WITHレーダー』のデータをチェックする事ができ、実際に“目”でみる“雨雲”の様子とレーダーのデータの両方で雨雲を監視することができます。さらに、近くの方との情報共有を高めるため、『WITHレーダー』のデータを見ながらチャットを行うこともでき、雨雲を監視する楽しさも味わうことができます。また、レーダーに映っていないエリアで雨雲の発生が見られた時は、その内容を報告すると、『ゲリラ雷雨防衛隊』の本部があるウェザーニューズで、レーダーの方角を調整し、発達の危険性がある雨雲を重点的に監視します。

“ゲリラ雷雨”による被害軽減に挑む『ゲリラ雷雨防衛隊』

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※スマートフォンイメージ図

『ゲリラ雷雨防衛隊』は、予測不可能と言われた“ゲリラ雷雨”を事前に全国の方と発見し、“ゲリラ雷雨”による被害の軽減に繋げることを目的に、携帯サイト「ウェザーニュース」及びスマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」で始動する、月額315円の会員向けメニューのコミュニティです。『ゲリラ雷雨防衛隊』へ入隊した隊員は、GPS機能を利用して登録をした地点で、ウェザーニューズからの「監視体制強化メール」を受信後、重点的に“感測”(“現在の天気”“雲のある方角”“雲頂の角度”“雲の成長具合”“雷鳴の有無”、“肌で感じた感覚”など)し、写真と併せて報告する役割を担います。今年は、“ゲリラ雷雨”を捕捉するために開発された『WITHレーダー』も駆使することで、これまで以上に早期に雨雲を発見し、“ゲリラ雷雨”による危険性をいち早く伝えることを目指します。

<参考>『ゲリラ雷雨防衛隊』の仕組み

『ゲリラ雷雨防衛隊』実績(7月21日~9月30日)

『ゲリラ雷雨防衛隊』の参加人数は、年々増えており、昨年は3万1千人以上の方が参加しました。その結果、全国平均で80%以上、都市部では90%以上の確率で“ゲリラ雷雨”を事前に捉え、その危険性をお知らせすることができました。

昨年の『ゲリラ雷雨防衛隊』実績(7月21日~9月30日)
エリア ゲリラ雷雨
発生回数
ゲリラ雷雨メール
事前捕捉率
事前メール
送信時間
東京都 88回 90.50% 41.1分
大阪府 112回 91.90% 47.4分
愛知県 102回 91.70% 33.8分
福岡県 120回 90.40% 54.7分
全国 7,011回 83.60% 47.1分

実績の詳細は右記URLにてご確認いただけます。(http://weathernews.com/ja/nc/press/2010/101007.html

ウェザーニューズでは、より便利な生活を実現するため、既存の気象観測技術の枠を超えた、“新しい気象情報”を利用者と共に考え、実施していきます。