発行日 : 2011年04月28日

全国8万8千人の津波・地震発生時の行動・意識を分析

「東日本大震災」調査結果

調査概要

調査目的

3月11日、日本は国内観測史上最大の震災に見舞われました。当社では、「ありのままの今を把握し、災害の記憶を記録する。私達が今、できる事。」を言葉に、東日本大震災の実態を把握し、次の災害を最小限にするため、全国のサポーターの協力のもと、本災害の記録を多く集めてきました。本日発表する「東日本大震災調査」は、地震が起きた際に各エリアの人がどのような行動を取っていたのか、その真実を明らかにし、今後の当社や各防災機関が展開する減災活動の発展及び、個人が展開する自助・共助活動の輪を拡げる切っ掛けとしていく事を目的としています。

調査人数

全国合計:88,604人 ( 被災地:9,316人 )
※被災地は青森・岩手・宮城・福島・茨城県の海岸近くにいた人を対象

調査期間

2011年3月14日(月)~4月10 日(日)

調査方法

当社で展開するインターネットサイト及び携帯サイト「ウェザーニュース」、
スマートフォンアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」の利用者を対象に調査を実施

調査項目・結果分析

1.地震が発生してから津波の情報を知るまでにかかった時間

― 地震発生から津波の情報を知るまでにかかった時間の全国平均は16.6分
― 被災地で津波の情報を知るまでにかかった時間は平均16.4分

2.津波警報を最初に入手したメディア

― 震度6弱までは“テレビ”、震度6強以上は“ラジオ” が急増
― 被災地の青森県・岩手県・宮城県では“ラジオ”が最も多い結果に

3.大津波警報・津波警報の発表を受けての行動

― 津波の心配がされる中、海岸近くにいた45%の人が退避行動に移れず
― 被害が大きかった被災地では、33%の人が退避行動に移れず

4.揺れがおさまるまでの行動

― 全国の屋内・屋外にいた人共に“とりあえず様子をみた”が最も多い結果に
― 被災地は、屋内では“屋外に逃げた”、屋外では“とりあえず様子を見た”が最も多い結果に

5.揺れがおさまるまでの行動に対する自己評価

― 揺れがおさまるまでの行動、全国・被災地共に半数以上の人が“うまく出来た”

6.災害に関する情報の入手先

― 災害情報の入手先、全国では“テレビ”、“携帯サイト”が多い結果に
― 被災地での情報入手先は“ラジオ”が最も多い結果に

7.地震発生後、家族や友人と最初に連絡が取れた時間

― 家族や友人と連絡が取れた時間の全国平均は3時間15分
― 家族や友人と連絡が取れた時間の被災地平均は4時間9分

8.被災時に家族や友人とコミュニケーションした内容

― 全国結果・被災地共に“自分を含め家族の安否連絡”が最も多い結果に

9.地震発生から24時間以内に個人が情報を発信した回数

― 被災時における情報発信回数の全国平均は16.3回
― 被災時における情報発信回数の被災地平均は19.1回

10.困った事あるいは現在も困っている事

― 被災時、全国の一番の悩みは“交通機関のマヒ”
― 被災地での一番の悩みは“食料の調達”

11.備えておかなければいけなかったと思う事

― 全国・被災地共に、“防災グッズ/非常食の準備”が最も多い結果に

12.避難時(緊急時)の近所の人や周りにいた方との連携への評価

― 避難時、全国の半数以上が周辺の人と“連携が取れた”
― 被災地では8割以上が周辺の人と“連携が取れた”

東日本大震災支援に関する活動

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