発行日 : 2010年04月09日

ヒノキ花粉の飛散ピーク突入!4月下旬まで油断禁物!?

今シーズン、昨年の3割の花粉量で症状も軽減

~ 最も花粉量が少ないのは福井県で昨年の14%、最も多い埼玉県でも昨年の半分以下に ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、西日本から東日本にかけてヒノキ花粉の飛散ピークを迎える中、4月下旬まで飛散が続くと見込まれる花粉に十分な対策を取っていただくため、スギ・ヒノキの飛散傾向及び現時点における症状の分析結果を発表しました。発表は、全国700箇所に設置している花粉計測機「ポールンロボ」にて計測された今シーズンの観測値と今後の飛散見通しを分析した予想、花粉プロジェクトにおける症状報告をまとめた結果です。本発表は、インターネットサイト「ウェザーニュース」(http://weathernews.jp/)と携帯サイト「ウェザーニュース」(http://wni.jp)にて確認することができます。

今シーズンは全国的に飛散量少なく、昨年の3分の1

2010年花粉の飛散量

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今年は関東地方では1月下旬からの季節はずれの暖かさにより、昨年より10日ほど早く花粉シーズンに突入しました。しかし、その後再び寒さが戻り、他のエリアは昨年と同時期、または遅れて花粉シーズンに突入する所が多くなりました。これまでの花粉の飛散は、スギ花粉が中心で、東日本では3月上旬~中旬、西日本では2月下旬~3月上旬にピークを迎えたところが多く、飛散数は昨年と比較すると少なく、昨年の半分以下のエリアも多くなっています。現在は東北北部など北日本でスギ花粉のピークとなり、西日本から東日本ではスギ花粉はほぼ終了し、ヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉もスギ花粉と同様に、飛散数は昨年と比較して少なくなる見通しです。花粉症に悩んでいる方の症状も昨年と比較して“辛い”と感じる方が5%減少し、特に高知県や静岡県では約20%減少しており、楽に感じている方が多いようです。今後、花粉シーズンは九州北部など早い所で4月中旬に、その他のエリアも4月下旬には終了する見通しで、北海道のシラカバ花粉は4月下旬から飛散が開始し、6月中旬に飛散は落ち着く予想です。

今シーズンの花粉飛散傾向(沖縄県を除く)

県別飛散数
(今後の予想を含む)
前年比
本格飛散日数
今年
(今後の予想を含む)
前年
1
埼玉県(3113個)
41.4%
57日
75日
2
千葉県(2975個)
48.3%
56日
75日
3
群馬県(2872個)
38.5%
53日
76日
4
茨城県(2855個)
36.2%
59日
76日
5
大分県(2403個)
37.1%
57日
67日
6
宮城県(2351個)
42.4%
38日
66日
7
鹿児島県(2271個)
42.5%
51日
72日
8
栃木県(2229個)
32.1%
57日
75日
9
青森県(2220個)
63.6%
22日
28日
10
和歌山県(2214個)
28.3%
57日
67日
11
長野県(2132個)
22.3%
55日
62日
12
東京都(2116個)
24.8%
56日
75日
13
秋田県(2029個)
48.2%
40日
55日
14
山梨県(2020個)
26.2%
63日
75日
15
島根県(1984個)
37.2%
54日
75日
16
愛知県(1938個)
22.6%
56日
73日
17
三重県(1855個)
22.3%
55日
73日
18
福岡県(1836個)
63.0%
51日
69日
19
神奈川県(1803個)
23.8%
55日
75日
20
鳥取県(1769個)
56.8%
56日
53日
21
長崎県(1761個)
52.4%
51日
68日
22
香川県(1692個)
37.9%
53日
74日
23
奈良県(1671個)
16.6%
62日
64日
24
福島県(1635個)
24.7%
53日
62日
25
岐阜県(1585個)
14.4%
61日
70日
26
岡山県(1581個)
24.2%
43日
70日
27
石川県(1566個)
23.0%
49日
62日
28
山形県(1521個)
35.5%
39日
47日
29
熊本県(1485個)
37.9%
45日
68日
29
大阪府(1485個)
27.7%
59日
62日
31
広島県(1474個)
32.6%
59日
75日
32
富山県(1415個)
31.0%
36日
59日
33
高知県(1395個)
28.0%
50日
59日
34
北海道(1371個)※1
140.0%
27日
23日
35
山口県(1366個)
39.0%
51日
61日
36
岩手県(1346個)
20.1%
22日
55日
37
兵庫県(1316個)
23.0%
57日
62日
38
静岡県(1301個)
14.8%
50日
76日
39
宮崎県(1269個)
33.2%
50日
67日
40
愛媛県(1224個)
26.0%
52日
75日
41
徳島県(1165個)
44.9%
47日
75日
42
佐賀県(879個)
44.6%
47日
68日
43
新潟県(820個)
16.2%
31日
63日
44
滋賀県(696個)
10.6%
58日
62日
45
京都府(670個)
11.3%
44日
60日
46
福井県(667個)
14.2%
52日
60日
全国平均
1725個
34.4%
50日
65日

飛散数:花粉観測機「ポールンロボ」が観測する花粉1個当たりのカウントで、都道府県内の平均を示す
本格飛散日数:花粉症の症状が出始める花粉飛散数30個/日を超える花粉飛散の日数
※1)北海道はシラカバ花粉の飛散数をカウント

花粉症の症状が“非常に辛い”または“辛い”と感じる人の都道府県別割合(沖縄県を除く)

都道府県 今年 昨年 都道府県 今年 昨年
北海道 5.9% 0.3% 大阪府 12.5% 23.1%
青森県 2.7% 3.0% 兵庫県 10.4% 19.2%
岩手県 9.7% 10.3% 奈良県 19.4% 27.5%
宮城県 15.3% 19.0% 和歌山県 10.4% 26.6%
秋田県 0.9% 8.8% 鳥取県 9.3% 11.1%
山形県 4.7% 20.1% 島根県 17.8% 20.4%
福島県 17.5% 23.9% 岡山県 10.0% 22.6%
茨城県 19.2% 19.0% 広島県 17.5% 19.8%
栃木県 16.0% 20.3% 山口県 16.7% 22.3%
群馬県 21.2% 24.0% 徳島県 8.9% 16.6%
埼玉県 19.9% 24.0% 香川県 20.0% 18.6%
千葉県 16.7% 21.0% 愛媛県 12.6% 17.9%
東京都 17.1% 23.7% 高知県 10.7% 30.1%
神奈川県 15.8% 22.2% 福岡県 16.8% 20.6%
山梨県 17.2% 25.3% 佐賀県 39.4% 33.6%
新潟県 11.8% 16.0% 長崎県 18.7% 25.9%
富山県 9.1% 16.5% 熊本県 17.1% 31.1%
石川県 17.1% 20.9% 大分県 13.9% 21.6%
福井県 12.8% 21.7% 宮崎県 20.2% 17.8%
長野県 9.3% 22.8% 鹿児島県 23.7% 15.4%
岐阜県 15.8% 24.0% 全国平均 14.6% 21.1%
静岡県 9.5% 28.4% ※本調査は、各県の本格飛散開始日から3月末までに、花粉症の方に花粉症の症状を“非常に辛い”“辛い”“やや辛い”“大丈夫”から選択してもらい、“非常に辛い”“辛い”との回答した方の割合をまとめた結果です。
愛知県 13.5% 23.2%
三重県 10.1% 22.3%
滋賀県 16.1% 24.2%
京都府 12.0% 22.0%

 

 

各エリアの見解(4月9日時点)

北海道(シラカバ花粉) 北海道(シラカバ花粉)
今年の3月の気温は、昨年と比較すると低く、また4月の気温は平年並みの予想であることから、飛散開始は4月下旬頃になる見通しです。その後、飛散数は増え、GW頃にピークとなりそうです。飛散数が少なかった昨年と比較すると、多い予想となっており、対策は十分に行なう必要があります。飛散は6月上旬まで続き、中旬には落ち着く見通しです。
東北北部 東北北部
2月下旬から微量な花粉が飛びはじめ、花粉シーズンに突入しました。3月は少し飛散量が増えましたが、本格的に飛ぶのはこれからです。これまでの飛散数は昨年並、または少ない所が多いですが、今後の予想を含めたトータルでは昨年を下回る飛散数となる見込みです。4月下旬に花粉飛散は落ち着く見通しです。
東北南部 東北南部
2月下旬からスギ花粉が飛び始め、昨年よりもやや遅れて花粉シーズンに突入しました。すでに一番のピークは過ぎ、これまでの飛散数は昨年に比べて少なく、症状も昨年よりも楽に感じている方が多い様です。ただ、4月も症状が悪化するほどの飛散数となる可能性があるため、引き続き油断できません。4月下旬にはスギ花粉、またヒノキ花粉も含めて飛散数は落ち着く見通しです。
北陸・甲信北部 北陸・甲信北部
2月中旬~下旬にスギ花粉が飛び始め、昨年と同時期、またはやや遅れて花粉シーズンに突入しました。スギ花粉は終息へ向かい、今後はヒノキ花粉のシーズンになります。ただ、ヒノキ花粉はスギ花粉ほど多くはないため、今シーズンのピークは過ぎたと言えそうです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。ヒノキ花粉も4月下旬に落ち着く見通しです。
関東 関東
1月下旬の季節はずれの暖かさにより、昨年よりも早く花粉シーズンに突入しましたが、その後寒さが戻り、本格的に飛び始めたのは2月中旬からとなりました。すでにスギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上旬~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
東海・甲信南部 関東
2月上旬~中旬にスギ花粉が飛び始め、昨年と同時期、またはやや遅れて花粉シーズンに突入しました。スギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上旬~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
近畿 近畿
2月上旬~中旬にスギ花粉が飛び始め、昨年と同時期、またはやや遅れて花粉シーズンに突入しました。すでにスギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上旬~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
山陰 山陰
2月上旬~中旬にスギ花粉が飛び始め、昨年と同時期、またはやや遅れて花粉シーズンに突入しました。すでにスギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年より少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
山陽 山陽
2月中旬からスギ花粉が飛び始め、昨年よりやや遅れて花粉シーズンに突入しました。スギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上旬~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
四国 四国
2月中旬からスギ花粉が飛び始め、昨年よりやや遅れて花粉シーズンに突入しました。すでにスギ花粉は終息へ向かい、今はヒノキ花粉の飛散数が増えてきています。ヒノキ花粉は4月上旬~中旬がピークとなり、4月下旬に飛散数は落ち着く見通しです。これまでの飛散数は昨年の半分以下と少なく、症状も楽に感じている方が多い様です。
九州北部 九州北部
今シーズンは早い所で2月上旬からスギ花粉が飛び始め、昨年とほぼ同時期の花粉シーズン突入となりました。すでにスギ花粉は終息し、現在はヒノキ花粉もピークを越えつつあります。今後は徐々にヒノキ花粉の飛散数も減少し、4月中旬~下旬には花粉の飛散数も落ち着く見込みです。これまでの飛散数は昨年と比較し少なく、症状も楽に感じられている方が多い様です。
九州南部 九州南部
今シーズンは早い所で2月上旬からスギ花粉が飛び始め、昨年とほぼ同時期の花粉シーズン突入となりました。すでにスギ花粉は終息し、現在はヒノキ花粉のピークです。今後は徐々にヒノキ花粉の飛散数も減少し、4月中旬~下旬には花粉の飛散数も落ち着く見込みです。これまでの飛散数は昨年と比較し少なく、症状も楽に感じられている方が多い様です。

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